2月2日 13時40分に永眠しました。
14歳と1ヶ月。
めいいっぱい頑張りぬき、生きぬきました。
何度も何度も奇跡を起こし、今度もきっとあずきなら大丈夫って思っていたけど、小さくなった体は、力尽きてしまいました。
この1ヶ月は、私にベタベタな時間をプレゼントするためだけに、気力で生きてくれていたのだなと思います。
朝、自力でおしっこも便も済ませ、おじさんを見送り、また私の布団で一緒に寝ていました。
少し呼吸が深いかなって感じながら、いつものように手を握って、顔と顔を近づけて、あずきを見ていました。
そろそろ病院へ行く時間だなと思っていたら、出せない声で口を開けてファンファンファンと一生懸命言って、とてもいやな予感がして、おじさんに電話をかけ、戻ってくれるように言いました。
電話口でもおじさんが、あずき!って言うと耳を立て、またファンファンと力を振り絞るように何か言っているようでした。
今思うと、もうお別れだよって言っていたのかな。
その時ですら、私はまだ覚悟なんて出来ていませんでした。
病院へ電話して様子を伝えたら、
動かすのは危険だから昼休みに往診して下さると言っていただき、遠い中、本当にありがたかったです。
先生とおじさんの到着を待ちながら、どんどん深い呼吸をするようになって、時折眼振が出始めましたが、ほとんどずっと朦朧としたままでした。
先生が来て、落ち着いている様子を見ている時に、おじさんの玄関を開ける音がして、同時にあずきのお腹の動きが大きく大きくゆっくりになり、おじさんが側に来るのを待って、最期の呼吸をし、そのまま静かに眠りにつきました。
私の願っていた穏やかな最期でした。
弱虫な私が、ひとりで看取る事のないように、最期まで気づかってくれたのだと思います。
後悔もいっぱいあります。
まだまだ、してあげたかった事がいっぱいです。
叶わない事だとわかっていても、永遠に生きていてほしかった。
1日中、あずきの事だけを考えて、あずきのために生きて、それが私にとって全てで、それだけで幸せでした。
家中どこを見てもあずきのものが溢れていて、それに触れるたびに苦しくて苦しくて泣き叫んでしまいます。
14年間、かけがえのない幸せな時間を、いつも無償の愛で包み込み、私達夫婦に身をもって沢山の事を教えてくれました。
お母さん、強くならなきゃだめだよ、生きるって素晴らしいね、人って優しいねって。。
あずきには、ありがとうと、感謝の気持でいっぱいです。
いつも私の気持を察して、心配し、癒して、あっためてくれた。
ずっと、どんな時も助けられてきました。
だから私も、ゆっくりゆっくりでも、しっかり前を向いて、進んでいかなければいけないと思っています。
私達に、沢山の応援と優しさを、ありがとうございました。
生涯、忘れません。
これからは、私が何か恩返しできたらと思っています。
ブログを始めて2年、あずきが繋いでくれた素敵なご縁も沢山ありました。
これからも、大切にさせていただきたいと思っています
明日15じ頃に荼毘に付します。
良かったら、バイバイって言ってあげてもらえたら嬉しいです。
明日はドレスアップして、家族写真の小さなアルバムと手紙、あちらでみんなで食べれるように沢山のオヤツと、食べさせてあげられなかった14歳のバースデーケーキを持たせて、見送ってあげたいと思っています。
可愛い可愛いあずき。
お母さんは、あずきの頑張りをずっと忘れない、永遠に愛しているよ。
大好きな肉球を、今もずっと握っています。
ぷにゅぷにゅです。
今にも起き上がってきそうです。
今年の桜も一緒に見ようね。